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入院準備用品のオンラインショップを運営する「はあとふる」の店長日記です。
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私の知人(男性)が舌がんとわかったのは、25歳くらいの時でした。
最初は、口内炎のひどいもの、くらいに思っていたようで歯医者に行ったものの、すぐに総合病院に行くように言われ、緊急検査、悪性の可能性、しかもかなり進行している可能性ありとわかりました。
その病院では対処できないとのことで、紹介状やレントゲン、MRIやCTの資料を渡されたそうです。
 
私がその話を聞いたとき、まず調べたのは、余命でした。進行度からみて、5年生存率は20パーセントでした。
そして、舌がんは若い男性がかかるのは非常に珍しいこともわかりました。

知人は北海道の生まれで、地元に帰って治療したいと言っていましたが、本屋で調べてみると、舌がんの臨床数は国立がんセンターと慶應病院が圧倒的に多く、地方の病院で果たして症例数の少ない若い患者を救うことができるか、不安に思い、東京で治療したほうがいいのでは、と勧めました。

当時、慶應病院は放射線治療を積極的にすると言われ、癌センターは外科手術をすると言われていました。

知人は、がんセンターを受診、ステージ4の進行性舌がんと診断され、入院しました。

治療は、外科手術が選択され、舌は全摘出、患者自身の太ももの筋肉と皮膚を移植して舌があった場所をふさぐ形成手術と、首のリンパに転移したがん細胞を摘出するためのリンパ郭清術が行われることになりました。

舌の全摘は、味覚、嚥下(飲み込むこと)、会話に障害を残すのは間違いないと言われたそうです。

とてつもない現実に直面した知人は、何となく、事実を受け入れられていないような感じがしました。

もちろん、わかってはいるけど、自身のこととは思えない、といったようで、周囲のほうがあたふたしていたように思えます。

こういう時、患者さんの思考は混沌として、正しい判断ができなくなることもあります。

私は、
・納得ができなければセカンド・オピニオンを聞くこともできること
・障害が残っても、あなたの家族はあなたに生きてほしいと願っているに違いないこと
を、繰り返し伝えたように記憶しています。

続く…
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